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第7回となる今回はTRIDENTS 2期で主将を務められた杉本桂太郎さん(ポジション:OL)にお話をいただきました。
― 今日はよろしくお願いします。まずは、現役時代のアメフトの試合などについてお聞きしていきたいと思います。現役時代のなかで、印象深かった試合はありますか? 杉本さん:一つ目は3回生の秋の大阪学院大学戦です。前のシーズンで大敗していたこともありチーム全体が並々ならぬ気合いで臨んだ記憶があります。詳しい試合内容は覚えていませんが最後のビクトリーフラワーと試合後にみんな泣いていたのは覚えています。 二つ目はやはり最終戦、大阪産業大学戦です。 最後の攻撃シリーズが終わって2点差で残り7分30秒。もう一度攻撃が回ってくれば逆転できそうな勢いはありましたがそこから時間を全部使い切られて負けました。その時はただ悔しかったですが今になって思えばアメフトの面白さと恐ろしさがすごくよく出ている試合なのではないかと思います。 ▲ 大阪学院大学戦でOLとして出場する杉本さん(背番号:79) ― 今でも思い出すプレーはありますか? 杉本さん: よかったプレーだと最終戦、引退試合となった大阪産業大学戦、右アンバランス体型からのQBパワーで一学年下の森くん(森 智弘・TRIDENTS 3期)と相手DLをダブルチームしたプレー。無限に押しこめる気がしていました。プレーが終わった後に普段あまり感情を表さない森くんが頭を叩いてきて大喜びしていたのがすごく印象的でした。 ▲ 大阪産業大学戦に主将としてコイントスに臨む杉本さん ― では、次に部内の人間関係についてお聞きしたいと思います。同期の皆さんとは仲が良かったですか? 杉本さん:私の学年は入部当初20人超、その後数名減ったのちに外大との合併によりまた増えるという大所帯な上に増減の激しい学年でした。 人数の割に学年全体が仲が良かったのではないでしょうか。現役時代にもほぼ全員参加で海へ旅行に行ったり、卒業旅行でも20人以上の大所帯で温泉で宴会したりしました。引退してもうすぐ10年が経ちますがいまだに夏の旅行と冬の忘年会は他の学年に羨ましがられるほどの出席率です。 人数が多いこともあり全員が全員と仲がいいというわけではないのですが、なんとなくこうやって集まれる機会が今後も続いていくといいなと思っています。 ▲ TRIDENTS 2期の皆さん ― では、先輩や後輩との関係性はどうでしたか? 杉本さん:僕らが新3回生になる時に外大との合併という大きな出来事があって、その立ち上げを一緒に色々考えたら話し合ったりして進めたこともありその時のメンバー(一つ上、一つ下の代)との連帯感は強いのではないかと思います。 個人的な話をするとOLにコンバートされてすぐ、2回生の春シーズンからチーム事情で試合に出させてもらうことが多く、その時OLとして一緒に試合に出ていた中村さん(中村智亮・HERCULES 40期)、平松さん(平松 拓郎・HERCULES 40期)、大浦さん(大浦 総一郎・HERCULES 40期)には本当にお世話になりました。まだプレー理解の浅い僕らのためにプレー前の確認コールを色々と作ってくださったり、ビフォアー、アフターの時間を使って何度もプレー確認をしてくださったりしたおかげで最後までOLとして楽しくプレーできたと思います。 4回生の時に主将を務めさせていただきましたが、これといった取り柄のない主将を温かく支えいじってくれた同期や後輩たちのことは今でも大好きです。 ― なるほど。OLそして、チームメイトへの愛がすごく伝わってきました。そうすると、やはり、もしもう一度アメフトをやるとしたらまたOLをやりたいですか? 杉本さん:そうですね。間違いなくOLです。私は入部時にはQBに憧れ、ポジション選択時にはDLの門を叩き、一回生の10月にOLにコンバートされました。当時は少し悔しかった気がしますが、今になって思えばコンバートがなければあんなにアメフトが楽しめていたかわからないくらい自分に向いたポジションだったと思います。プレーの構成、相手の動きへのアジャスト、相手にどう見えるか、味方がどこにいるのかなどゲームとしてのアメフトを一番楽しめるポジションだと思います。
― 私もOLは目立たないポジションではありますが、非常に奥が深く、オフェンスの要となるポジションだと思います。本日はありがとうございました。 次回は、TRIDENTS 1期の大津 達也さんにお話を伺いたいと思います! 次回もぜひご覧ください!! 毎度告知させていただいておりますが、5月4日(木・祝)には一橋大学との定期戦の後、創部50周年記念パーティーを行います。是非、参加お願いします!
by tridents08
| 2017-03-30 08:25
| OB・OGインタビュー
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