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今回でOBインタビュー第14回目となります。HERCULES 31 期で主将を務められた村上 和久さん(ポジション: DE)にお話をいただきました。 ― 本日はよろしくお願いします。初めに、練習の思い出についてお聞きしたいと思います。 一番つらかった練習は何でしたか? 村上さん:1-2年時の One on One は本当に嫌でした。当時の私の体重は 60kg 台後半でしたが、先輩方は 100kg 近く。特に私が 1-2年生の頃はオフェンスラインの先輩が重くて強くて、当たってもビクともしない。子供が“高い高い”されるような感じで持ち上げられて投げ飛ばされ、コーチやディフェンスの先輩に怒られるという状況でした。本当に全く勝てなかったですね。でも、そのおかげで体重の軽い私がまともに当たっては勝負にならな いと気付き、スタートのスピードと手の使い方を徹底的に磨きました。3-4 年時は試合で相手がスピードを警戒して前に出てこないので、逆に押し込めたりしてうれしかったです ね。1対1の勝負でも、色々な要素、駆け引きを使って自分より強い相手に勝てるのはアメフトのおもしろさだと思います。 ― ラインマンにとって One on One は本当に切っても切れない練習ですよね。では、よく 怒られていたという先輩方との関係はどうでしたか? 村上さん:先輩方には本当によくして頂きました。1年の時は練習についていくのがやっとでしたが、DEの先輩であった東さん(東 正剛・HERCULES 28 期)、上山さん(上山 泰輝・HERCULES 28 期)、ヴァージルさん(Virgil Hawkins・HERCULES 29 期)にいつも励まして頂き、目を掛けて頂きました。 また、OB の畑さん(畑 知成・HERCULES 27 期)はよく練習に来て下さったのですが、すごいプレーを目の前で何度も見せて頂き、勉強させて頂きました。ヴァージルさんは信じられないくらい強かったのですが、パワーが人並み外れていて私にはあのプレースタイルは無理だと思いました。畑さんは、強いのはもちろんですが、スピードと当たる瞬間のインパクトが凄くて、私もこういうプレーを目指そうと思ったのを覚えています。 また、 2年の時に初めてスターターになったんですが、 横に DT 東郷さん(東郷 欣彦・HERCULES 29 期主将)、後ろに LB 中川さん(中川 貴司・ HERCULES 29 期)、鈴木さん(鈴木 浩幸・HERCULES 29 期)、その後ろには CB 山口さん(山口 昌利・HERCULES 30 期主将)、SF 泉さん(泉 啓介・HERCULES 30 期)が いて、錚々たるメンバーに周りを固めて頂いて、思い切りプレーさせてもらいました。ミ スをするとかなり怒られましたが、良いプレーをするとみんなで褒めて頂き、そういう厳しさと優しさの両方ある、良い緊張感の中でやらせてもらいました。 ― では、コーチ・監督の言葉で今でも覚えているものはありますか? 村上さん:当時の加茂監督の、“無事之名馬”という言葉です。私が2年の時には怪我人が続出していたんですが、加茂監督に呼ばれ、「能力は低くても走り続けられる馬は名馬や。怪我はしたらあかん。」と言われました。2 年時の私はスターターの中で能力は先輩に劣っていましたが、試合に出続けることで不足分を補おうと思いました。その後も、どれだけ良いプレーをしても欠場してはいけないと思い、一所懸命トレーニングしました。また、当 時トレーナーや栄養スタッフもよく勉強して色々アドバイスをしてくれたので、ほとんど大きな怪我なく過ごせました。 ― 確かに、アメフトにおいて「怪我」というものはつきものなので、怪我をしない選手と いうのはそれだけで貴重な戦力であり、上手くなる機会もたくさん得ることが出来る気がします。では、そんな「無事之名馬」としてたくさんの試合を経験された村上さんが今でも思い出すプレーはありますか? 村上さん:自分のプレーではないのですが、1996 年のシーズン最終戦大阪経済大学戦での FB 関さん(関 耕次郎・HERCULES 29 期)のダイブです。関さんはとても強くて速い FB でしたが、4年生の時に怪我をされて秋のシーズンはほとんど出場されていなかったん です。最終戦では終盤、LB 中川さんのインターセプトで攻撃権を奪い返し、阪大の攻撃の時に関さんが入ったんです。プレーはできないと思っていたんですが、選択したプレーは FB のダイブでした。結果は、OT 佐藤さん(佐藤 裕輔・HERCULES 29 期)、OG 清家さ ん(清家 邦晴・HERCULES 29 期)が相手 DL をボコ押ししてきれいに穴が開き、そこを関さんが走り抜けるというプレーでした。ディフェンスだった私はスクリメージの際、よ くお三方には鍛えて頂きましたが、最終戦でその先輩方のすごいプレーを見れて、私もなんだか誇らしかったです。また、関さんのタッチダウンを演出し、喜んでいる先輩方を見 て、当時の 4年生の絆の強さを感じました。 ― 「仲間のために」というのは、チームスポーツの醍醐味ですよね。では、最後に思い出の試合はありますか? 村上さん:やはり 1998 年の 1 部との入替戦(大産大戦)ですね。96 年に 3 位、97 年に 2 位と着実に順位を上げてきて、その年はイケるという感触を持っていました。リーグ戦で優勝するという目の前の目標を達成し、優勝決定戦にも勝利し、悲願の 1 部昇格が確実に近づいているという実感がありました。実際、大産大との試合では、スピードもパワーも大したことないと感じたので、いつも通りディフェンスが辛抱すれば勝てると思いました が、なかなかチャンスが来ない。逆に FG で 3 点リードされ、後半に集中力が落ちてきた頃にパスを通されて負けました。思い出の試合と言いながらあまり思い出したくなかったのでこれまで総括していませんでしたが、戦力では負けていなかったと思います。実際、4 年生は経験豊富なメンバーが揃っていましたし、当時 3 年生の OL 芳野(芳野 裕行・ HERCULES 32 期主将)、LB 山本(山本 真哉・HERCULES 32 期)、QB 若(若 奉典・ HERCULES 32 期)、FB 大島(大島 秀則・HERCULES 32 期)等は 1部の選手にも決して引けを取らない実力だったと思います。ただ、相手は 2 部に落ちたくないので必死、こちらは初めての入替戦で雰囲気に飲まれたこと、そして最大の敗因は我々の試合にかける意気込み、一部への思いが足りなかったことと思います。そういうチームの雰囲気を作れなかったのは主将として責任を感じていますし、3年連続入替戦で大産大に敗れ、今でも一 部に昇格できていない状況を見ると、悔いが残ります。 ▲ 1998 年秋シーズン ― 先輩たちの悔しさや期待を背負って今年こそは 1部昇格を成し遂げてほしいと思います。本日はありがとうございました。 次回のインタビューは、HERCULES 30期の山口 昌利さんを予定しています! 次回も是非ご覧ください!! 毎回告知させていますが、5月4日(木・祝)には一橋大学との定期戦の後、創部50周年記念パーティーを行います。是非、参加お願いします!
by tridents08
| 2017-04-15 17:53
| OB・OGインタビュー
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