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今回でOBインタビュー第11回目となります。HERCULES 34期で主将を務められた國部 泰治さん(ポジション:LB)にお話をいただきました。
― 本日はよろしくお願いいたします。まずは、アメフト部に入部したきっかけを教えていただけますか? 國部さん:「華やかなカレッジスポーツ」、「大学からでも始められるスポーツ」、「多彩な戦術が魅力のスポーツ」。私がアメフトを始めようと思った理由はたくさんありますが、決め手となった理由は「勧誘してくれた先輩スタッフが可愛かったから」です(笑) バラ色の大学生活を想像しながら入部したのですが、振り返ればなんとも男臭い4年間でした。新入部員の勧誘には女子スタッフのチカラが最も効果的であることは、私が身を持って証明しました。
― 単純ではありますが、真理ですよね(笑)。次に部活関連で楽しかった思い出は何かありますか? 國部さん:雨の日の練習が好きでした。ずぶ濡れ、泥だらけになると気分がハイになり、練習にも集中して取り組む事が出来た気がします。 他にも、餃子の王将で「ギョーザ10人前を食べたらタダ」になる日、同期のOL(#70佐藤 陽介)が1人で20人前食べたことや、女性との出会いが少ない事を憂い、同期のWR(#1宗清 有悟)と「コンパをしてください」というビラを作り、近くの女子大に配りに行った事など、アメフトで得た楽しい思い出は尽きることはありません。
― 雨の練習が好きな方は結構珍しいと思います。では、逆につらかった記憶はありますか? 國部さん:辛い練習はたくさんあり、「練習に行きたくない」、「アメフトを辞めたい」と思ったことも多々ありました。 しかし引退して15年が過ぎた今、4年間を捧げたアメフトの記憶は全て、『美しい青春の1ページ』に変わりました。どうやら私の脳は、嫌な思い出は「忘れる」、あるいは「美化する」傾向にあるようです。 そんな物忘れの激しい私でも、厳しくご指導下さった中川コーチがグランドに来られる時はとても緊張した事を覚えております。練習中に声が出ていなかったため、グランドを何周も走らされた…、もとい、走らせて頂いた記憶はつらくて忘れる事ができません…
― 確かに、厳しいコーチの姿がグラウンドに見えた瞬間に練習の空気がピリッとすることはありますよね。では、今、やってみたいポジションはありますか? 國部さん:引退した翌年、OBとして夏合宿に参加しました。ケガ人が多く人手不足のため急遽RBとして参加したのですが、その時味わった「ボールを持って走る」感覚が忘れられません。もう一度アメフトをするならRBだな、と思い続けて30代後半になりました。仕方がないので6歳の娘をディフェンスに見立て、大人げなく1ON1を挑み、嫌がられながらもRBでプレーする事を夢見る今日この頃です。 ― ほほえましいエピソードをありがとうございます(笑)。最後に思い出の試合についてお聞きしたいと思います。 ▲ 2000年 秋シーズン 龍谷大学戦 ― 実は、次回インタビュー予定の石田さんも思い出の試合としてこの龍谷大学戦を挙げておられます。石田さんはこの試合をどのように振り返っておられるのか、次回をお楽しみに。本日はどうもありがとうございました。 次回はHERCULES 33期の石田 有岐さんのインタビューをお届けする予定です。 次回も是非、ご覧ください! 毎回、告知しておりますが、5月4日(木・祝)の一橋大学との定期戦後に50周年記念式典を開催予定です。 是非ご参加ください。
by tridents08
| 2017-04-11 22:25
| OB・OGインタビュー
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