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![]() 今回でOBインタビュー第18回目となります。HERCULES 18期で主将を務められた田中 淳一さん(ポジション:OL / DL)にお話をいただきました。 ― 本日はよろしくお願いします。では、まず最初に一番つらかった練習についてお聞きしたいと思います。 田中さん:1回生の夏の練習終了後に大家さん(大家 正久・HERCULES 10期)にラインが呼ばれ、スリーポイントスタンスの練習をさせられました。同じ姿勢で3分以上じっと我慢、動くと怒られますし、前に体重をかけないと怒られます。身体ができていないから、これがきついのなんの。17期の川口さん(川口直輝)はちょっとズルされてましたが(笑)1回生の我々は身体がプルプルです。3角ダーミーや1列タックル、ロングアジリティーやミサイル、100ヤードフォーメーションダッシュ等もありましたが、地味ながらスリーポイントスタンスがきつかったなぁ。騙されたと思って現役の皆さんもOBコーチの皆さんも、3分以上のスリーポイントスタンスにチャレンジしてみてください。もちろん、前に体重をかけないと駄目ですよ。 ― やってみましたが、かなりしんどいですね。では、次にコーチや監督との関係はどうでしたか? 田中さん:小野木監督(小野木裕蔵・HERCULES 4期)、大家HCの時代です。まだお二人とも30歳前後でしたが、1回生から見れば恐いおっさんにしか見えません。我々が1回生の時は、よく怒ってたし手も出てました。82年一橋戦「TEがポロポロぽろぽろパス落としやがって!バコ〜ン!」同年名古屋戦「お前とお前とお前じゃ!バコン!バコン!バコン!」先輩方はハーフタイムでヘルメットは脱がない、を原則とされましたが、HCもヘルメットの上から叩くと痛いと学習されたらしく、その後はフェイスマスクをグイグイやられていたように思いますが、これは17期加茂さん(加茂徹)がディフェンスコーチをされた時も加茂さんはグイグイやってたように思います。とはいえ、練習中にあまり細かいことは言われませんでしたし、我々が2回生になってからは手を出された記憶が全くありません。今思うに、選手層が薄い中で、人数を確保して退部者を減らすことを意識されたのではないでしょうか。83年以降理不尽な練習は影を潜めたように思います。3回生・4回生になると、小野木さんのお宅で幹部ミーティングをさせていただいたり、大家さんのお宅でご馳走になったり、とてもアットホームなチームであったと思います。 ― なかなか激しかったのですね。さすがに今は、同じようなことは絶対できませんね。では、部員やコーチ・監督の言葉で今でも覚えているものはありますか? 田中さん:82年秋リーグ戦最終戦大阪商大戦 阪大が3本差くらいでリード TD後のトライフォーでホルダーの15期QB鷺野さん(鷺野伸)めがけて商大選手が明白なレイトヒット、もちろん相手選手は即退場でしたが、小野木監督が飛び出していき「殺すぞボケ!エースに何さらすんじゃい!」と飛び掛っていかれました。ベンチ全員で止めましたが、危うく監督退場になるところでした。 同年秋のリーグ戦は2位で終了。新チームとなりましたが、ラインの半分は1回生です。練習試合で初めてセンターでスタート。16期主将花谷さん(花谷信雄)は「俺はもうセンターはやらん。」で、エクスチェンジのミスはなかったのですが、最初にタッチダウンをとって、トライフォーポイントのスナップでスナップミスをしてしまい、「こりゃ大家さんにどつかれるわ!」と思いながらベンチに戻ったところ意外や意外「ショートスナップは案外に難しい。最初はブロックはいいから落ち着いて自分のリズムでスナップを出せ。」と優しいお言葉。トライフォーのスナップミスは、それ以降は0でした。 83年春筑波大戦、17期QB村上さんが怪我をして同期のWR吹原(吹原 成治・HERCULES 18期)がQBに。TフォーメーションからのオプションでRB西河(西河康志・HERCULES 18期)がマークされて囲まれてるのに、QB吹原は西河にピッチ、当然メージ手前で西河はタックルされました。試合後吹原に何でピッチしたのか聞いたところ「だって、恐いもん。」そりゃ恐いわなぁ。 83年秋大商大戦?16期主将花谷さん、LBをブロック、相手が花谷さんをひょいとかわしたところ花谷さんは「卑怯者!」と相手を指さし点呼…花谷さんアンスポーツマンであなたが反則です。その前にかわすことは卑怯ではありませんよ(笑) 84年夏の練習、キックオフの練習で19期井上(井上 照久)がキッカーに入りました。「オフサイドキック部室側タイミングハットワン!」いや、井上君、そのキックは無理です。 85年夏合宿オープンタックルの練習で安藤(安藤 文彦・HERCULES 18期)の放った一言「中内(中内克行・HERCULES 18期)の骨、折ってもたれ!」いや、厳しい。だって、中内は「安藤のイビキがうるさくて寝られへんかってん!」でふらふらやったのに。 ― 先輩、後輩、同期、監督などなど多くの方のエピソードありがとうございます。「オフサイドキック」は「オンサイドキック」の言い間違いだったのでしょうか(笑)。確かに言われてみれば似ていますね。では、次に先輩・後輩との関係はどうでしたか? 田中さん:15期・16期は人数も少なく、17期・18期は人数が多く、かつ口も悪くて生意気だったので、苦労されたのではないかと思います。16期の先輩方はみなさん理系だったので私が2回生になってからは、練習の中心は17期・18期でした。17期と18期はしょっちゅう飲みに行ってましたし、合コンも一緒に行ってました。私の嫁も17期寺田さん(寺田則仁)主催の合コンで知り合いました。私はやりませんでしたが、麻雀もよくやってました。練習中は17期の先輩がすぐキレて喧嘩が始まります。仲がいいほどってやつでしょうか。なので、我々も17期の先輩には遠慮なく文句も言うし突っかかりもしてました。練習も試合もグランドに出たら先輩後輩はない、と考えてましたから、「遅い!」とか「落とすなよ!」とか「何とられとんねん!」とかね。先輩後輩というより兄弟みたいでした。で、練習や試合が終わるとケロッとして、我々は後輩だからという顔で、口田さん(口田光也・HERCULES 17期)や村上さん(村上 靖・HERCULES 17期)や加茂さんによくたかって奢ってもらってました。ひどい18期です。19期はあまり酒を飲まなかったので、20期の方が我々とはよく行きましたね。 17期QBの村上さんは、よくキレてました。ハドルで「やってらるか!」ってボールを地面に叩きつけられることも数度。寺田さんがまぁまぁなんて言おうものなら火に油…17期宇野さん(宇野毅)が村上さんにかましたヘッドパットは眼に焼きついてます。そんな村上さんも投げたパスがヘナチョコだった時は「すま〜ん!ごめんごめん!」と笑って誤魔化すお茶目な先輩です。 ![]() ▲ 17期のみなさん ― 「先輩後輩というより兄弟みたいでした」という言葉からチームメイトとの深い絆のようなものが感じ取れますね。では、同期との関係はどうでしたか? 田中さん:1回生・2回生の頃は、彼女もおらず理系は研究室もなく、同期11名だいたいが一緒に行動してました。練習後に飯食って喫茶店でうだうだして酒飲んで解散、12時間以上行動を共にしてたんですね。フットボール話は尽きなかったです。「こんなプレー考えてん。」「この時のアサイメントはこうしよう。」なんて話が尽きなかったなぁ。芦谷(芦谷俊貴・HERCULES 18期)とは試合中に相手DTをどっちが取るかを女子大の名前で二人でサインを決めて遊んだこともありましたね。で3回生になって、少しづつ忙しくなると、全員で行動することは少なくなりましたが、それでも春・夏・秋の授業がない期間は練習→飯→喫茶店は変わらなかったし、飲みに行けばみんなで騒いでました。でも、練習になると眼の色が変わるんですよね。しつこくタックルした村元(村元徹也・HERCULES 18期)に西河(西河 康志・HERCULES 18期)がキレて殴りかかったこともありました。これも17期譲りでしょうか。 ![]() ▲ 18期のみなさん ― 本当にアメフトに大学生活すべてを捧げているという感じでしょうか。アメフトに対する熱い情熱を感じます。では、最後に今でも思い出すプレーはありますか? 田中さん:83年秋大経大とのリーグ優勝戦。前半阪大1本差でリードの中、ダメ押しのTDと思われたRB西河の独走がゴール前でタックルされてファンブル。さらに、後半逆転されて阪大反撃開始WR吹原にナイスパスが通った後吹原がファンブル。目の前に転がるボールを村元が抑えようとしたけど相手がリカバーしてしまいました。その時はスローモーションのようでした。 84年秋入れ替え戦トーナメント中京大戦。後半残り2分弱1フィールドゴール差で阪大リードそして自陣2ヤードで中京ボール。身体は半分ゴールラインに入ってます。中京は3プレーを中央のダイブ。全部止めたあと中京はフォースダウンギャンブルを選択しました。プレー前、オフタックルに私は詰めてましたが、絶対にオープンにくるという確信がありました。でも、OLB菊池さん(菊池邦夫・HERCULES 17期)が「淳ちゃん、インに突っ込め外は俺が見る!」って叫ぶもんだからオープンやと思うと思いながらインチャージ、プレーはダイブフェイクのテールスイープ 「菊池さん任せたでぇぇぇ!えっ、菊池さんダイブに行ってるぅぅ〜!」TD取られてしまいました。 同じくタッチダウン取られた後にモンタナマジック並みの村上マジックで前進ラスト2分 敵陣ゴール前9ヤード(ちょっと残ヤードはあいまい)まで攻め込みます。残り時間は2秒。ラストプレーは10ヤードパス。右から一人漏れてきてQB村上さんがサックされますがワザとファンブル。RB西河が拾って粘ったけどタックルされてゲームセット 村上の奇跡は阪大に起きませんでした。 85年秋入れ替え戦トーナメント関西大戦21対20で阪大リード後半残り3分くらい(残時間はあいまい)自陣ゴール前3ヤードまで攻め込まれて関西大ファーストダウン。 「アカン。どっかで経験したシュチュエーションや」と思いました。そして関大3回の攻撃を中央ダイブ。こっちのラインは芦谷・中川(中川英刀・HERCULES 21期)・矢埜(矢埜 浩史・HERCULES 18期)・香西(香西 元・HERCULES 18期)・千切(千切 秀昭・HERCULES 19期)・私。3回とも止めきってフォースダウン、関大はフィールドゴールを狙わずにプレー選択。「えっプレー?」で今回こそオープン警戒で止めるつもりでいたら、再び中央ダイブ。余裕で阻止。その後は阪大攻撃でファーストダウンとって、イートしてゲームセット。 ― 最後のエピソードの関西大学戦に勝利し、1部昇格を成し遂げて以降、阪大アメフト部は1部リーグから遠ざかっています。今年こそは悲願の1部昇格を達成して欲しいと思います。本日はひと癖もふた癖もある方々の興味深いエピソード、どうもありがとうございました。 次回のインタビューは、HERCULES 13期の水谷(羽根) 清乃さんを予定しています! 次回も是非ご覧ください!! 毎回告知させていますが、5月4日(木・祝)には一橋大学との定期戦の後、創部50周年記念パーティーを行います。是非、参加お願いします! ![]()
by tridents08
| 2017-04-24 09:29
| OB・OGインタビュー
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